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コンピレーションアルバムの効用について









ずいぶん前に参加依頼された、jun kagawaさんのプロジェクトである、コンピレーションアルバムが、今年ようやく完成して、夏くらいに届いたのだが、最近やっと聴くことができた。
聴くようになった理由は、iPodで聞きたい音楽が無くなったからだ。

そのアルバム。聞いたことのあるアーチスト、聞いたことの無い人。以前参加した、ガマモリゾーンのアルバムのようで。しかし、この中になぜか参加していた、kodonaというのは、昔mixiでありもしない嘘の悪口を書かれた事があり、どうも被害者は自分だけでなく、そういう事をするくらいなので、影では、かなり嫌われてはいるみたいだが、まあ、人の悪口を書き込んででも、構われたい、単なる小心者なのだろう。せっかく48で聞きたかったが、その可哀想な嫌われ者のものだけを抜かした、47の音源たちを、我がiPodに注入。

47人のアーチストたちの、47の1分前後の音源。ちょびっとたけ食べる、プチケーキの感覚で、この頃、飽きることなく聞いています。
自分が提出したのは、昔電子音楽もどきをやっていたときのもので、もう古いし、そういう手法で表現はしていないが、ひさびさに聞いてみると、懐かしさでいっぱいである。当時を思い出す。

今何かを表現するとしたら、もう、バンドもやってないし、Macも捨ててしまったので、今のパソコンでも出来る、midiで作ることになるのだろうか。もう同じような作品は作れない。手法は特殊なものでなく、なるべくスタンダードなモノの中から、表現出来るものにしたい。

jun kagawaさんのmyspace
http://www.myspace.com/junkagawa

author:curryboogie, category:MUSIC, 22:33
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談志逝去

もう8年前になるのか、浅草の雷5656会館にて、快楽亭ブラックがトリの「浅草名人伝説」にて、最初で最後の姿を拝見した。
イリュージョン落語を謳っていた時期の落語で、噺は忘れたが、ビンラディンだとか金正日だとかが枕で出てきたと思ったら、いつのまにか「替り目」に変わると言うものだったと思う。忘れた。
大幅に遅刻をして、その前に出ていた、ミッキーカーチスが困っていたということだけ覚えている。なんで見に行ったんだか。いつの間にか、落語にも関心が持てなくなったが、一昨日ユーミンの対談集で、談志との対談のページを立ち読みしていたばかりだったこともあり、頭をガツンとやられた。

たまたま、夕方見たニュースで、逝去の事を知ったが、その直後のニュースで、なぜか清水健太郎の元妻で元女優が、覚せい剤で捕まった瞬間の映像が流れていて、そっちもかなり、ショッキングだった。麻薬Gメンが撮影したもので、おそらく見せしめに公開したのだろう。六本木の高級マンションで、半裸の状態の元女優が、若いツバメや、子犬と一緒にいるところを捜索、逮捕されている様子だった。直前まで行われていたという、ハロウィンパーティの跡がなんとも虚しく、昼は占い師、夜はクラブでDJをやっていたというその高級?ライフが一瞬にして奪われる瞬間。ああいうところに住むにはタフでなければもたないんだろうが、弱い人間だったんだろうな。イリュージョンを発信する天才と、イリュージョンに埋没する側の崩壊した瞬間を一気に目の当たりにした感じだった。

山下達郎だったかが、これからは趣味が仕事になる時代が来るってなことを、どっかのインタビューで答えていたが、今の自分の仕事(一応エンジニアです)が、趣味と言えるのかといえば、そういえば、子供の頃から、配線が好きだったり、パソコンをがちゃがちゃいじっている事が(仕事の上でも)多かったなーってなもんで、趣味と言えるかどうかはわからない。

しかし、毎日思うのは、どうやって音楽機材をもとに戻して、また音楽が出来るかなんてことで、日々の忙殺でほとんど夢みたいになっている。まあ、プラモデルをいつ作ろうか、みたいなレベルだろうが、かといって、片手間で出来ていた着メロも、ついムキになって作ってしまうから、それが怖くてまたやろうとは思えなくなっている。一度いいものを作ってしまうと、人間レベルを下げてやっていこう、とまでは思えないものだから、またやろうかな、と思うだけで、そのリスクがのしかかってしまう。その着メロサイトも、いつの間にか、mp3での作品も出せるようになっていて、mp3でわざわざ人の曲をやろうとまでは思わないから、ここで自分のオリジナル作品を発表するのもいいかなーとは思っている。

円盤みたいなものに、作品をぎゅっと詰めて、それが出せるか出せないかによって、そのアーチストのステイタスみたいなものが決まっていた時代があった。いつの頃からか、ある知り合いの、なんでこんな人たちが?ってな作品まで出てるのを知った時に、円盤を店に出すには、上手くやっていく事が大事だということを知って、バカバカしくなったりもした。最近は、レコード屋にも行っていない。そのバカバカしい作品を目の当たりにするのが嫌だから、ほかのいい作品を見に行こうという気にもなれなくなってしまっている。

プロツールスと音楽制作用PCと、あと初音ミク?合わせても20万以下で買えてしまう。これとネット環境があれば、事務所やレコード会社、レコード屋を介さなくても、誰でも高いクオリティで、流通も含めて作品なんて出せてしまう。ただ出すだけだけど、そこから人に伝えられる作品を作れるかどうかは、別だが、しかし、これから今の状況では、あえてクラウドな世界で、自分の場合は、自分一人でやっていくしかないのかなーとかも同時に、思ってしまう。淋しい事を言うかもしれないが、噺家だって、寄席で一人で勝負している。みんなと仲良く落語をやろうねーなんて訳にはいかない。一人で勝負するという方法だってあるっちゅーわけだ。

とまれ、そういう意味で、いつの間にかmp3配信を開始したJ-KENを再度見直す事になった。
今持っている機材では、mp3で出せるクオリティに達していないけれども、機材のせいにしちゃいかんだろうが、会社の付き合いで飲みに行く暇があったら、そろそろこういったものを作る時間も設けてみたいとは思っている。イリュージョンを吐き出したり埋没してみたり、せめて音楽だけでも、そういったやり取りを楽しみたいとは思っている。

author:curryboogie, category:LIFE, 23:42
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