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20130128_mountains
失敗続きで、気分も萎えて
とうとう、ウツ気味になってしまった。

こういう時には寝ているに限る。


何をやってもダメなんだもん。


だけれども、寝れば寝たで
不安は襲ってくる。

それも生きてきた分だけ相応の
濃厚な不安が。


わかっていたって辛い。
しかも一人ぼっちだ。

泣きたくなる。


ま、料理くらいはできるだろうと
気分転換に、カレーを作る。

無音だとつまらないので
邪魔にならない、アンビエントでもかける。

それが、これだ。↓




Centaria/mountains

スリルジョッキーというと、かつて
15年ほど前、トータスや、竹村延和などの
いわゆる「ポストロック」のブームのころに
惹かれていたレーベルだ。

相変わらず、アメリカのシカゴ
怪しくて、静かで、何かを想起させてくれる
そんな助けになる、音楽を提供してくれている。

自分の好きな音楽は
未来につながる音楽
忘れ去られた、鉄骨のサビの形のような音楽
辺境を感じる音楽

スリルジョッキーはそれらを満たしてくれる何かを
未だに提供しているのが嬉しかった。

そして今聴いている、mountainsは
ドローンと、シンセのみょんみょん、ミニマルフレーズに
万華鏡のやうなリフレインが美しい音絵巻。

想像するに、空想の島で、その中での
更に何気ないものを題材とした
風景画のような音楽だ。

こういうのは好きだ。

そして、iTunesストアで
初めて
アルバムごと購入した。

そういうのにも全く抵抗のない
空気のような音楽だ。

うむ、完全にお気に入りだ。
今までのアルバムぜんぶ
ダウンロードで購入したい。


資格取得が終わったら
プライベートは音楽に専念したい。

恋愛も、ダメっぽいし
仕事も、現状は非常に厳しい。

一度リセットして
こうして、当たり前に素晴らしい音楽が聞けるような
余裕を取り戻したい。

敵のなるべく少ない世界に住みたい。

今はその、通過点のような気がする。


さてカレーがもうすぐできそうだ。

author:curryboogie, category:LIFE, 04:25
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20130127_夢_2013


ここんところ、ツタヤでCDを借りるようになった。
4枚まとめて1000円。とかなんで。

ブルーハーツのベスト盤。
「ラブレター」がリリースされた20数年前に
そのPVをこたつでぬくぬくしながら
テレビで見ていた少年時代。
感激したはずなのに、買うはおろか
CDを借りることもなかった。

今までは聴かなかった
ピストルズ、ラモーンズ、ストーンズなども
なぜか聞くようになった。

もっといろいろなものが聞きたい。
震災以来、閉ざされていた
音楽への興味が再び。

世界は広く、そして
いろいろな価値がこの世の中には
ひしめき合っている。



オラクルマスターの資格を取得するために
仕事と恋愛以外はいろいろと
シャットダウンしなければならない。

時間は限られているし
待ってはくれない。

資格は
お金がなくて
諦めていたけれども

人間努力していないと
ロクなことが無いから
やっぱ取ることにした。

変なのが近づいたり
よくない誘いをしてきたり。

パターンがわかってきた。

努力しているうちは
そういうのは消えていきます。

そして、もう現場エンジニアは卒業して
指導者のほうにも回りたかった。


あとは
資格さえとれば
それが可能だ。

とりあえずは、資格を取得しなきゃ。

簡単なことがうまくいかない。

たいていは
いろいろ手を広げすぎて
どれをやっていいかよくわからない。
そんなんだと思う。

時間は限られている

自分に必要なものは
もう見えてきた。

とりあえずの目標は
置いておいて
今は
資格に専念。

バカバカしくなる前に
なんとしてでも
とっておけ!


あとはそれに向かうのみだ。




author:curryboogie, category:LIFE, 04:50
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20130121_僕に踏まれた街&僕が踏まれた街パート2
街。

土日に忙しすぎて、月曜日休みとった。

このままだとウツになりそうだったから。
体調もいまいち優れなかった。

3つの目的を果たすために
さぼったあ。

それは

・映画
・過去街探訪
・食事


朝、何食わぬ顔で外へ出た。

罪悪感など吹っ飛ぶこの爽やかな朝

まずは映画へ。
高田馬場へ。

上映時間まで1時間あるので、歩いて向かう。
歩いて丁度1時間くらいの、距離だから。

ちょうどいい運動になる。
電車賃も、節約だ。

さて、映画館に到着して、席について
見たかった作品と違っていた事が判明。

一週間、スケジュールを間違えていた。

しかし思わぬ誤算で
内容は面白かった。

ディクティータ

息もつかせぬブラックコメディで
楽しめた。

同時上映の、ロックオブエイジスは
寝ていた。

さて

映画館を出る頃にはもう、昼過ぎ。

次なる目的地、元住んでいた場所に
移動だ。

もう行く機会も
そうそうないと思ってさ。

到着


某学生街。
10年前、ここに住んでいた。

初めて一人という自由を満喫した場所。
そして同時に
とんでもない苦難も味わった場所。

思い出したくもない。

しかしここの駅前には
自分好みの
おいしい牛丼を出す蕎麦屋が
ある。


ここだ。

当時あまりに好き過ぎて
夜中に食べにいったこともあるくらい。

この街に住んでいて
唯一の娯楽だった。

本当に、それしかなかった。

牛丼。

今でもあるのだろうか。



あったあ

カレー牛丼。

並盛り500円なり。

煮込んで煮込みまくった
すじ肉
家庭的な、味噌汁。

懐かしい。

当時のままだ。

しかし今の舌にあうかというと
そうでもない。

うん、当時の味だったが
同時に気分も萎えた。

ふう

食った。

さて

当時住んでいた
アパートへ。


まだあったか。

せめて取り壊してもらっていたほうが
とも思ったが。

壁が薄くて

苦情ばっか来ていた。

その時に出ていれば

まあいい。

もう、ここには
来ないかもしれない。

あの頃にはもう
戻りたくない。

そんな気持ちで
この街を出た。

そのまま、隣の町まで
歩く。



当時もこうやって
意味なく歩いていた。

街を知りたかった。

ここで生きているって
証が欲しかった。

ここに来るのは
2年ぶりくらい。

家族が病気になって
気分が萎えて
散歩がてら、来た。

当時好きだった子が
好きなジャンルのCDを
その時、某中古レコ屋で
買ったが

今日は違うのを
買った。

ストーンズの
ブートCDだ。

最近ストーンズに
はまっている。

飽きずに聞けるからだ。

そんな安定が

今の生活にも欲しいね。


そうそう

もう夕方だ。

早く帰らなきゃ。

もうぶらぶらは
懲り懲りだ。


さよなら風来坊。

明日から現実と
戦うしかない。


author:curryboogie, category:LIFE, 06:12
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20121218_僕に踏まれた街&僕が踏まれた街
街。

予期せぬ夜勤があったため、夜勤明けの日中が空いた。

前に住んでいた、街へ向かう。理由は
滞納していた市民税を、払うためだ。

もっとも振込でもよかったが
ついでに、前に住んでいた街が

どういう状態になっているのか
見ておこうと思ったからだ!

駅から降りて
山岸涼子の「ケサラン・パサラン」を
帰りの電車の暇つぶし用に買う。

ケサランパサランは、あの綿みたいな
時々、朝なんか街を歩いていると
ふわふわ浮いている、あれである。

よほど暇な人間でないと
見つけることができないし
それを手でつかむことは
なぜかできないという、あれ。

実は先日、歩いていて
パサランが浮かんでいるのが
見えたが
捕まえることが出来なかった。

これを捕まえることができた人は
幸せになれるとか。

自分は無理だったが
代用品を見つけた、書店で。

なので買った。
中身は結構、面白かった。

さて

税金を払い
久々にふるさとへ。

まずは幼少期に住んでいた場所



3歳くらいから、中学校まで
ここから見える家のどこかに
住んでいた。

そして公園

当時一番下っ端で
一番年下だった私は
近所の兄さんたちに
野球でしごかれた

それが嫌で
女の子とばっか
遊ぶようになった
今では信じられないくらい
女の子とデートをしたもんだ

花火をやり
盆踊り大会で
「忍者ハットリ君」を歌った場所だ。

続いて、高校時代から、ブランクを経て
最近も住んでいた場所へ

住んでいる場所は
今や他人の住処

家もなくなっていたかわりに
新築が建っていた

ここにはもう
用はないと
実感した。






この街のメインストリート
わずか数十メートル

大型スーパーが
近所に出来て
既に十数年
ますます老朽化している
この商店街に
毒蝮三太夫がきたことが
あった

放送後のほうが長く居て
おばちゃんたちに
ひとしきり説教をしたあと
「何かあったら、俺に相談してくれ」と
カツアゲ後のヤンキーのごとく
去っていったマムシ。

それも既に数年前の出来事
色あせて思えてくる。


この曇り空が象徴するように
この街で育ったものの
あまりいい思い出はない

あるとすれば、それは自分の脳内で
解決したものであって
街自体は、何も期待はできない場所だ。

どこでもいいから
華やかな場所に住みたいと
ずっと思っていたものの

しかし
長年、地味な場所に住んでいたせいもあり

どうも普通の住宅街が
落ち着く性格になってしまい

今も、都内の地味な場所に
住んでいる

静かな場所が良い
そこで派手な音楽でも作って
暮らしたい


昔、よく通っていた
パチンコ屋、スーパー銭湯を経て
税金プラスアルファを払って
帰宅。

もう来ることはないかもしれない
曇り空の街よ。

さらばじゃ




このへんでよく見かける
武蔵野鉄塔線

でかいものから小さいものまで。
鉄塔の下に行くと、時々
ジリジリした電力の音が聞こえてくる。

東京へ、電力を、供給している。


author:curryboogie, category:LIFE, 06:33
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20121213_iPhone5を手に入れた、土曜日に
 
自分へのメリクリプレゼント、その2

そういえば土曜日に、iPhone5を手に入れた。

使っていた4はもう、ボタンがバカになってしまい
処理能力も、最新のアプリに対応しきれなくなってしまった。

あれから2年半たつのかあ。
色々あったなあ。

しかしカバーはつねに付けていたので
外見は新品同様だった。


新旧コラボ
さよなら iPhone4
こんにちは iPhone5


さてiPhone5の触ってみての特徴は

やはりスイスイ早い!

そして、スマートフォンだけに
スマートな印象だ。

ずいぶんと軽くなって
チタン風な手触りが
昔買った、PowerBookを彷彿とさせる。

新品の手触りだ。

iPadアプリのゲームも
スイスイ動く。
ただし画面は小さいので
ゲームなんかはiPadがいいかもね。

気になるのは、テザリング
15日からスタートする
こいつで、7Gまで使用可能って
どのくらいの感覚なのかは
わからないけれども
当分、パソコンのネットは
別のポケットワイファイで
賄おうかと思っている。



仕事柄、新しいガジェットには
金を惜しまないで、投資していこうかと
思っている。

先日購入した、CUBASEしかり。

ずっと4年ほど、無料で手に入る
シークエンサーを使用していたが
無料のものは、無料の音楽しか
作れないことを痛感した。

それは商売になるかなんないか
ではなく、感覚として。
作り手側の、責任として。

無料シーケンサーで
作成したもの一欄

curryboogie の着メロ



楽器を商売で売っている以上
それなりの責任が込められているはずで
一つそいつを試してみようと思った。

それも、楽器やインタフェースの
付属品とかではなく。

もっとも、無料のシークエンサーでも
MIDIに関しては、特別ストレスもなく
必要な機能は、全て揃っていた。


かつては
着メロで、相当稼がせてもらった。

お金のない時に、そこのポイントで交換出来る
クオカードを、下取りしてもらって
それで、電話代を払う
なんてこともしました。
あの時は助かった。

もちろん、震災のときに
ポイントで募金もしたり。

しかし
今はもう、電話代ごときで困ることはない。

でもiPad,iPhone5、それにやはり
古くなったので取り替えてもらった
携帯電話。

ろくに通話なんてしないのに
毎月の料金、実に10000円超え。

どんな世の中だって感じだけど
まあ、仕方がない。






author:curryboogie, category:LIFE, 04:20
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20121125_急遽やめません
 
気が変わりました。いつか紹介したエクセルVBAによる
分析ツールができたからです。

VBAすっかりはまってしまった。

近いうちに、VBAマクロの紹介をしますので
興味のある人は作ってみては。

VBAでゲームや楽器を作る猛者もいるようだ。

自分も、マネ、してみよう。


最近アマゾンで買ったもの

●浜口茂外也「タカラモンド」(CD)(1990年)
→細野晴臣氏の「オムニサイトシーイング」っぽいものを
 想像してしまう。300円。本体は1円。安。送料のみ。

●桜稲垣早希の西日本横断ブログ旅(DVD)
→内容はどうでもよく、ジャケ買いってやつだ。
 顔のどアップでにっこり笑ってるのがなんかよかったサンガリア。
 1200円くらい

●山本コウタロー「アメリカあげます」(書籍)(1980年)
→色々意味あって購入した。子供の時、日曜の朝だったか
 フジテレビで、ただひたすらアメリカを紹介する番組があって
 番組名が、ネットで調べても不明なのだが、その頃の興奮
 みたいのが、この本からもしかしたら伝わるかもしれない
 と思ってさ。251円

そのほか
甲斐よしひろ「翼あるもの」
オーディオインターフェースにcubaseも買う予定だ。
もう店舗にはいけないね。

アマゾンで中古品を買うこつ
ちょっと検索しただけだと、へんなプレミア価格がついたものが
出てきたりする場合もあるが、よくよくもう一度検索をかけてみると
100円とかで売ってたりとかもするので、注意。

author:curryboogie, category:LIFE, 20:12
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20121116_岸辺のアルバム
 明日から筋トレをはじめることになった。
フィットネスジムに通うことにした。

自分で腕立て腹筋でもいいが、それじゃあ続かないので
お金がかかるが仕方がない。

というわけでジム通いだ。
ジムまではジョギングで一つ通ってやろうかと思ってる。
筋肉ムキムキマッチョになってもしらんからな。
なまった体をがっつり鍛えたい。

そんなこんなで
有意義に過ごしてるんよ。



ここのブログは2010年1月から。
改めて、読み返してみる。

はじめの数ヶ月ほどは
当初一生懸命文章を書き連ねているけど
やはり表現手段の一環として
なにかを残したいという意思
というか意地が伝わってくる。

何も無かったはずなのに
今の仕事につながる何も持っていない
あるのはプライドと
若干の音楽技術だけだったのに
なんというか、いじらしい。

本当に
この頃に戻りたいとは思わない。

しかしがむしゃらに何かにしがみついてやろうという
意思は今以上にあったんだな。
たいしたもんだと
読み返して思った。


なんかしみじみしますな。。

資格取得も、禁煙初成功もこのあと。
色々苦難もありましたが「
人はなるべく、頼らなかった。
だから無駄に強くなってしまった。

なんだったんだこの原動力はと
読み返しても
よくわからんかった。

わかるのは日記にもあるとおり
この短い2年間で
本当に自分に必要ない人間関係が
すっと消えていき
それに
大事な家族を2人も亡くした。

きっと原動力は、このあたりがきっかけだったに
違いない。

しかしあまり音楽活動は出来なかったなあ。

その期間、やれないフラストレーションを
代弁してくれたcurryboogie。
もうそろそろこいつも必要なくなるかもしれませんね。

もう着メロの時代じゃないし。

そんなこんなで
curryboogieも
一度引退しましたが
次の曲で、無料のシーケンサーで作るのはラストに
しようと思っちょる。

これで表現をしていく、という意味での
curryboogieはもうとっくに終わってはいたけれども
改めて終止符になると思う

といってももう1年近くほとんど何も
作っていなかったけれども
改めて
宣言しておけば、次にすすめるという意味で。

cubaseを買ったら
数曲ほど作るかもしれないけど
あくまでcubase練習用で作って
おしまーいですな。


実質ラストの一曲は
ラストを代弁する曲を
作ります。


それまでもちっと
頑張れcurryboogie


それと同時に
このブログも閉めたいと思います。

なんだかんだでこの2年は濃密でした。
そして変わらなければ今頃
崖から落ちていたことも

時には落とされたこともありましたが
やはり自分の弱さも原因だったが
人がどうにかしてくれることは無かったなあ

けれども最近
久々にあった友人の話によると
自分に嫌な思いをさせた人間のなかには
かなりどん底に落ちた人もいると、噂で聞きました。

おそらくいづれはそうなるだろうと
思っていたけど
だけれども今更なんとも思わんわ。
かわいそうとも思いませんが
私は既に、次のステップに進んでいますんで
ご安心ください。

その程度ですわ。


自分は苦しめられても
curryboogieみたいなクッションがあったおかげで
どうにかなったのかもしれませんな。

curryboogieに改めて鍵をしめて
ぽっかり空いた場所で
また音楽活動でも再開しようか。
もう何度も言ってる気がするけど
curryboogieを始めた5年前だって
そうでしたので


ともかくまー
次のステップに行くために
そろそろこの
なんの変哲もないブログは、終了する
思い出のアルバムとして
残してはおきます。

という、お知らせでした。


今回の日記は
下記リンクの最後の回答
童貞男子に、ヤンキーっぽい
daichyon777さんが淡々と回答している
yahoo質問箱の影響を若干受けてます

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1176018271?fr=rcmd_chie_detail



author:curryboogie, category:LIFE, 22:49
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20121029_唇をかみしめて
 風邪をひいてしまった。といってもそんなにひどくはならなかったけれども、色々整理したいこともあるので、お休みをいただいた。

金土日と色々と変貌を遂げた。人付き合いも磁石のようにくっついたり離れたり。
でも冷たい東京暮らしで、風邪をひいても心配してくれる人も無し。
会社から「お大事に」のメールが来たのみ。淋しいのは慣れているからいいけど、慣れていいのかどうかといったらなれちゃいけないとは思っている。

金曜にちょっと仲良くなった人と落語を見に行った。そこまでは良かった。同じ淋しいを通り越した仲間だと思っていたが、彼女はそれに慣れすぎていた。完全にすれていた人とまだ純粋にどうにかしたいと思う自分とでは合うはずもなく、帰りには雰囲気がまずくなって、そのままさよなら。タイ料理代高かった。そんだけだ。
ほんでもってもう会うこともないと思った。

気晴らしにG街に飲みに行って、帰ろうと思ったら電車がない。電車が無いのでG街に戻ったらさっきの店で泥酔していたオヤジが血まみれで倒れていた。どうも急斜面な階段から転げ落ちたらしく、目のあたりから流血していた。壊れたドアをささえながら様子を伺うしかなかったが、これも何かの象徴か、と、もうしばらく行くのはやめよう。と決心したのであった。自分なんかよりも淋しい人、そしてそれでも見栄っ張りな人、そういう人が行けばよい。

その後はバーの同年代のお姉さんと常連客の若者と自分という、よくわからない組み合わせでお好み焼きを食べて、カラオケも行った。カラオケで初めて「アフレコ」なるものをやった。アニメのキャラクターに合わせてしゃべるというやつ。なかなか面白かった。お姉さんからは、人生は色々あるけれども、こうやっていくらでも楽しめる方法があることを教えてもらった気がした。黙って楽しめよと。難しいことなんて何もないんだと。楽しむにはでもある程度、お金も必要だし、無駄な出費はさけるべきですな。それに情報も必要だ。G街に行くことは多分ないと思う、それは、あの転げ落ちたオヤジが自分の身代わりだったのかもしれないと思うとね。考えた考えた。でも考えなくても答えが出る出来事があったじゃないか!。しかし嫌いになったわけではなく、こうしてカラオケやお好み焼きの楽しみ方を教えてくれる優しい人もいるにはいるので、中和されたといった感じか。これからの行き先は自分で決めろ!。日曜日に仕事もあったけど、ちょっと行ける状態じゃなくなったので行かなかった。

それでも高田馬場のとあるカメラマンが集まるバーに行った。懲りない自分。一杯だけのつもりが。。であったが。だいぶ年上のよくしゃべるバーの常連お姉さんに一杯おごるかわりに色々とレクチャーされた。学校の数学なんて必要ないと思っていたが、カメラの絞りや光でルートの計算が出てくるなど。かつて編集したという初心者入門の本をいただいた。カメラは子供の時に写真部だったこと。一度だけ鋤田正義の弟子だった人の事務所に勤めていた経験があったくらいだが、縁が無いこともない。一眼レフカメラが欲しくなった。

と風邪ひき休暇+αをこうして過ごしている。今日はボイコット休暇だ。
体調はだいぶよくなった。
寝てる振りもできないので、古本でも売りに行って、そのお金でラーメンチャーハンセットでも喰らうつもりである。
author:curryboogie, category:LIFE, 13:38
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20121018_酔醒2012
 cubase6.5購入計画をたてたものの、今月はちと厳しいのと、安価オークションを逃してしまった悔しさもあるので(といっても1000円安い程度の代物)今月は見送り。フリーウェアで作る最後の着メロを作ってからでも遅くない。

着メロもそろそろ限界か。なかなか進まないで、音も取れなくなっている。もう歳だ。若い頃の耳の感覚で作ろうとしてもどっかでぼやけてしまっている。3日で作れたものが、今は1ヶ月近くかかっている。あの頃はなんだったんだ。純粋に音楽にのめりこめていたんだろう。自分のオリジナル製作だったらこうはならないのかもしれない。

夜中に昔の知り合いに一気にメール送信。会いたい人にはメールを送った。果たしてどのくらい返ってくるやら。またあの人に会いたい2012。

しばらく飲み歩きで体も心もぐでんぐでんなのでそろそろ何かに集中したい。お酒ではなかなか解決出来ないですな。以前から気になっていた奥亭JONさんに占ってもらった。占いの内容結果は秘密だがまあたかが知れている。自分の性格ってもんが案外厄介だってことがわかった。幼稚なんだな結局。心の縮図を垣間見て自分の位置がわかったような気がしました。ありがとうJONさん。ジョンゾーン絡みで高校の頃より名前は知っていて、でも音楽はまだ聴いたことがないけれども、占い代500円は安かった。



author:curryboogie, category:LIFE, 04:04
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20120929_私の街中落合


中落合のワンルームに越して半年たつ。
自分は今、新宿区の住民なのである。

高層ビルに囲まれているとはいえ、通りから離れているため、基本、静かだ。

近くには昔ながらの商店街が軒を並べ、漫画家の憧れ「トキワ荘」跡地も近くにあり
(ラーメン屋松葉は今も健在)、それに林芙美子(放浪記の作者)の家も近くにある。
少し歩くと西武線沿いの妙法寺川もあり、なかなかに風情がある。
素敵なバーも何軒か見つけた。


そんな場所中落合に住んでいるワレであるが、最近ちょっとした問題が急浮上した。
それは騒音問題である。
ヲイヲイさっき静かだと書いただろうってつっこみたくもなるだろうが、待て。
街は静か通りも静かだが住んでいるワン・ルームマンションが五月蝿いのである。

引っ越した当初、騒音に気を付けろの張り紙が貼ってあった。
騒音なんてあるのか?と思ったが、やがて不定期に上のほうから
どん、どん、どがどが
と鈍い足音を鳴らしているような音が聞こえてくるのだ。
朝の出勤時、そして夜たまに。
そして決まってそのあとに続いて、今度は大きな音で「どん」と
自分の部屋の壁を叩く音がなる。

なんだ?、と思ってはいた。その鈍い音は時にデカくなったり、普通だったりと。
老朽化した鉄筋マンション、そんなもんだろうと思っていた。

それにしても、安普請鉄筋老朽マンションとはいえ
静かに歩けばそんな音は普通は出せない。
わざととしか言い様のない、音ではあった。もちろん迷惑な音だった。

そんなパターンが、引越し当初から続いていた。
しかし、たまにのことなので、あまり気にしていなかった。

9月の或日のこと。
朝っぱらから鈍い足音が聞こえる。
9月に入ってから、実は騒音がひどくなっていたのだ。
またか、と思っていた矢先、何故か自分の部屋のチャイムがなった。

まもなく、オヤジ声で「てめーうるせえな!」の罵声が聞こえてきた。
あまりに突然のことに驚いたが、どうもこのオヤジ、どこに住んでいるかはわからないが
騒音の原因は俺だと思っているらしい。
違う。お、俺じゃない。その旨を伝えてその日は消えた。
とんだとばっちりを受けてしまった。
しかし今のオヤジは、どこのオヤジだ?一体。。

次の日も、足音がなるや外でバタバタと慌ただしい音とともに、またオヤジがどなりこんできた。
今度は「てめー開けろ!」といってきた。
開けるわけにはいかない。包丁とか持っていたら怖いじゃない。
それに俺はたまたま、裸だった。
だから開けずにドア越しに「だからおれじゃねーっていってんだろ!」と言い返してやった。

そして、その次の日もきた。
さすがに頭にきて「てめー何号室だ?警察に言うぞ」とどなったら、オヤジは消えた。
気分が悪い。まったく気分が悪い。騒音は俺じゃないのに。。
こうして。述べ3日間寝不足が続いた。
上の騒音よりも、俺はこのオヤジが迷惑だった。
そして上の騒音も、このオヤジも憎たらしくなった。こんなところ、もう、住めない!。


きっとこのオヤジは、自分(3F住まい)の下の階に住む住人(つまり2F)であり
上から聞こえて来る騒音は、本当はそのまた上(4Fね。)が原因であるのだが
上の住人(3F。もういいか。)である俺だと思っていたのだろう
と、そんなことを想像していた。

ところが。そうではなかった。


4日目の夜。会社から帰ると、また上から足音が。そして壁がドン、と鳴る。
来るかコノヤロー、と、アントニオ猪木よろしく、ドアに向かって身構えていたら
今度は、本来聞こえてくるはずのドアからでなく
なんと、ベランダからオヤジの罵声が聞こえてきた。

このオヤジ!外から登ってきたのか?と思い
恐る恐るベランダのドアを開けると、なんと隣の部屋からどなっている。

このクレーマーオヤジは、なんと隣の住人だったのだ!
そして、騒音が鳴るたびに、ドン、と壁を叩く音がしていたが
これは、この隣人オヤジが自分の部屋と隣接する壁をたたいている音だったのだ。

夜の9時過ぎ。暗がりの中、ベランダ越しに伸びてくる初老のオヤジのクビ。
はっきりいって、不気味だ。
このクレーマオヤジ、どんな奴かと思ってはいたが、ちんちんくりんのただのオヤジだ。

このオヤジは上の階からの騒音を、隣からのものだと勘違いしていたのだ。
サラウンド的に明らかに上から聞こえてきているのに、もーろくオヤジめ。懲らしめてやる。
不気味だが、言い返してやらねばなるまい。

俺じゃねえっていってんだろ。上だっていってるじゃねえか!
てめえのこと警察に言ったぞ!と言い返したら、言えばいいだろ!と居直りやがった。
居直っている上に不気味に伸びているベランダの首。現実のものとは思えない。


しかし。やつも迷惑してるんだ。決死の覚悟で騒音を止めようとしてるんだ。
かわいそうになり、少し協力してやろうと思い、騒音は俺ではなく、上からだと念を押したうえ
今からクレームを一緒に言いにいこう、と、提案したら、なんと素直に応じてくれた。

このオヤジ1号は騒音がなくなればいいのだ。
そして、俺はこのとばっちりクレームが無くなればいい。
出来れば騒音も無くなって欲しい。そう、俺はサンドイッチマンだ。
迷惑と迷惑で板挟みなのだ。一番迷惑しているのは、この俺だ!
なので、今日という今日は、解決せねばならない。


今まで上がったことのない、上の階(4F)へと階段を上る。
騒音の原因は上だからね。クレーマーオヤジもついてくる。

とりあえず自分の真上の部屋のチャイムを鳴らすと、別のオヤジが出てきて
(別名:オヤジ2号)騒音の事について聞くや
騒音は俺じゃない、隣の部屋だ、と迷惑そうに言い放った。

そのオヤジ2号から、よくよく話を聞きますれば。
隣の部屋には、どうも、メン○ラ気味の女が住んでいて。
そいつが、何かつまらないことでもあるのか、ただのピチガイかは知らぬが
絶えず昼夜問わず、どしどしどーしどしと、騒音組曲を奏でている、とのこと。

この情報提供をしてくれたオヤジ2号。
どうも寝ていたところを起こされたらしく、すこぶる迷惑そうで
「いい加減にしろ!」ドアを乱暴に閉めた。オヤジ1号は舌打ちで何かを喚いていたが
オヤジ1号よ、こいつじゃないんだから、もう文句を言うな。

オヤジ2号は消えたので、ならば2人で解決だ(俺とオヤジ1号で)。

犯人が特定出来たので、今度はその部屋のチャイムを、クレーマーオヤジ(オヤジ1号)と
仲良く鳴らす。
ピンポコ。表現が拙いが、要するに古臭いチャイム音だ。
さすがに安い物件だけある。

しかし、何度鳴らしても出てこない。
外で騒いでいるのが聞こえたのか。
相手はメンヘ○とはいえ、女性だからか、オヤジの突然の訪問に警戒しているのか。
いる気配はあるのだが、いつまでたっても出てこない。

しかしこっちは騒音を止めなければならないので、止めるわけにはいかない。
でなければ出ないで、ドア越しに、以下の要求、訴えを告げた。

・我々住人はあんたの騒音に非常に迷惑している
・警察並びに管理会社には伝えてある
・次、騒音を起こしたらもう、警察が来ることになっている

そんなことを伝えた。
実は、事前に色々各方面に自分も相談していたのだ。
(しかし管理会社も警察も、すぐには動いてくれなかった。何かあったら、とか
張り紙対応をします、とか。そんなもん。)

訴えている間の気分は、さながら原発廃止運動の「落合恵子」の心境だ
(中落合だけにね♪)
そして以上のことは、全て自分がドア越しに伝えた。特に勇気は要らなかった。
警察には相談していたからね。怖いものなんかない。
普段威勢のいいクレーマーオヤジ1号はとなりで黙っているだけであったが
相手が女性とわかり、遠慮してしまったのかもしれない。

とまれ、これで騒音は収まるはずである。

その後、迷惑そうにしていたオヤジ2号も事の成り行きを見守っていたのか、やがて部屋から出てきて、廊下でのやれやれ歓談タイムのひとときとなった。
なんでも、春に自分が越してきたときの張り紙は、実はそのことが原因で
昔からあったことだったらしい。
しかし都会の無関心な住民どもは、管理会社にクレームをつけるだけで
あとはなんにもしなかったのだ。管理会社も張り紙だけ。張り紙虚しく
どかどか、やられていたわけだ。

そして歓談後、調子のいいことに、クレーマーオヤジ1号(隣人)は
我々に握手を求めてくるまでになった。オヤジ2号そして自分にまで握手の嵐。
今まで疑ってわるかった、と。
どうもだいぶ前からオヤジ2号にもクレームをつけていたらしく
今回の訪問でも、オヤジ2号もまたか、と思ってたらしい。
まったく、迷惑なオヤジだ。クレーム付けるだけ付けるなんてことしないで
もっと知恵を振り絞りなさい、と言いたかった。

しかし今度はきっちり騒音メルヘン女にはドア越しに伝えたので
もう騒音は無いはずなのである。
そしてもう一つの迷惑、クレーマの連鎖もこれで和平条約を結ぶことになった。

しかし出来れば、オヤジが女で、女がオヤジであって欲しかった。
なぜならオヤジに握手を求められても迷惑だからだ。
それが偽らざる本音といったところか。

あれから数日。騒音はぴたっと止んだ。


そんなわけで、今は、静かに過ごしている。
そろそろ近くの哲学堂からは鈴虫の鳴き声も聞こえてきて
枯葉が舞い散る季節が訪れます。

私の街中落合から。



author:curryboogie, category:LIFE, 03:12
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